“たたら”のルーツ

兵庫県西播磨県民局発行「たたらのふるさと西播磨」に記された、「“たたらの神様”が天から舞い降りた」という地(千種町岩野辺荒尾)を訪ねてみた。

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  • 石垣群と紅葉
谷川と古木

荒尾鉄山跡(宍粟市指定史跡)

千種町中心部から、国道429号線を波賀方面に進み鳥ケ乢トンネル手前で左に入ると荒尾集落に至る。集落から、さらに川沿いを登って行くと荒尾鉄山跡へとたどり着く。

案内板の書き出しは、「荒尾集落から川沿いを五百メートルほど登った山中に石垣が残る荒尾鉄山は高殿(たたら)、勘定場(事務所)、 砂鉄・炭小屋(材料庫)、山内小屋(社宅)など、複数の建物群で構成された製鉄施設の跡である」と始まっている。(左上写真)

祠

以下「たたらのふるさと西播磨」より

荒尾鉄山跡
宍粟市千種町岩野辺にあり、入り口には、安全祈願の石仏が立っています。 この鉄山跡より上流300メートルほど上がった所に「金屋子神」が天から舞い降りたとされる所があり、桂の木の古い株があって、根元に小さな祠の跡があります。

祠と紅葉

“たたらの神様”降臨(こうりん)伝説

宍粟市には、たたらの神様である「金屋子神(かなやごのかみ)」が天から舞い降りたという伝説が残っています。

島根県安来市広瀬町にある金屋子神社に伝わる祭文(のりと)には、「村人が雨乞いをしていたところ、播磨国志相郡岩鍋(はりまのくにしそうごおりいわなべ)という所に、天より神が舞い降り、 驚く村人に『吾は金屋子神である』と告げられ、人々が安心に暮らせ、作物がよく実るようにと、傍らの岩石をもって鍋を作られた。このため、この地を『岩鍋』という。 だが、ここには住み給うべき山がなく白鷺に乗って出雲の地に行かれた」と記されています。

播磨国志相郡岩鍋は、現在の千種町岩野辺(ちくさちょういわのべ)のことであり、古代製鉄“たたら”のルーツは、この地にあるとも言われています。

図書/音楽たたらのふるさと西播磨

 
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