まちの歴史や文化への理解を深め、確実に後世に継承していくことはとても重要なことです。幸いに千種町には、昭和58年に発行された「千種町史」があります。
資料の収集から編纂まで8年以上もの年月をかけ、その作業に従事していただいた町史編纂の委員のみなさんと資料提供いただいた多くの方々の賜物で、今では貴重な千種文化の証となるものとなっています
ちくさの足蹤(あしあと)
昭和55年、町制施行20周年を記念して発行された書物。当時「千種町史」を編纂していた5名の委員により、千種町史の別冊として読みやすく、わかりやすい内容に編集されたものです。
尚、この冊子については、当時、千種町内の各家庭に配布されたもので、在庫も無く販売もされていません。今回、千種町ホームページ開設というかたちで紹介できたことに喜びを感じています。
文化財冊子販売
紹介の文化財冊子は、宍粟市教育委員会千種生涯学習事務所で販売されています。
販売にかかる手続きは、宍粟市教育委員会千種生涯学習事務所に、直接お問い合わせください。
(担当が不在の場合がありますので)お越しくださる前に必ずご連絡をお願いします。
千種生涯学習事務所 電話:0790-76-2210(代表)案内図
千種町史
千種町の地理、歴史、社寺、民俗、衣・食・住などを内外の資料を基に各分野にわたって詳しく解説しています。
A5版 1504ページ 白黒写真入り
編纂:千種町史編纂委員会
発行:1983年5月 発行者:千種町
西播磨の中世
赤松一族の興亡の中で西播磨地方の中世史を語った書籍。
また、町史・たたら製鉄史の補筆として、別項「るり寺の梵鐘の鋳工大江景光」「元文五年千草町小豆屋四郎兵衛因州気多郡河内村に於て鉄山請負い」「江戸幕府の崩壊前後と播州宍粟郡の村々」が加えられている
A5版 345ページ 白黒写真入り
著者:鳥羽弘毅氏
発行:2002年4月 発行者:千種町教育委員会
千種
本書は、兵庫県教育委員会が文化庁より国庫補助金を受けて昭和46年度に実施した「西播奥地民俗資料緊急調査」の報告書である。
千種の位置・地勢に始まり、歴史・社会生活・年中行事・伝承・方言・民具・衣生活・食生活・住居などが紹介・解説されている。
B5版 240ページ 白黒写真入り
発行:昭和47年3月31日(平成16年改訂) 発行者:千種町教育委員会
千種村是
大正9年当時の村の沿革、地理、土地、職業、風俗、教育、村条例規則規定等が記載され、大正9年発行。平成16年再版 千種町。
A5版変形 432ページ 巻頭に一部白黒写真あり
編集兼発行人:千種村長 尾崎貞太郎
たたらと村
鉄山師・たたら職人・村百姓とのかかわりなど、鉄文化を裏方として支え、語られることのすくなかった人々の足跡を、また彼等が残した有形無形の鉄文化遺産を可能な限り紹介。
A5版 436ページ 白黒写真入り(巻頭に一部カラー写真あり)
著者:鳥羽弘毅氏
発行:1997年3月10日 発行者:千種町教育委員会
たたらと村と百姓たち
井口 二四雄・鳥羽 弘毅 両氏による編纂。
「千草鉄関係史料」に加え、中・近世のたたら操業場跡(高殿・元小屋・鉄池・鉄砂・炭置小屋・山内小屋等の配置区画)、鉄砂を洗い上げる鉄砂仕上げ場跡などの案内も載録。
A5版 248ページ 白黒写真入り(一部カラー写真あり)
発行:昭和58年11月15日 発行者:千種町教育委員会
高保木製鉄遺跡
町教委が1968年(昭和43年)に主体となって実施した、宍粟市千種町西河内字高保木(たかほぎ)遺跡の調査報告書。発掘調査は、日本考古学協会生産技術特別委員会製鉄部会が実施する。日本製鉄遺跡の解明を目的とした調査事業として実施。調査期間は、1968年3月20日から4月4日の延べ15日間。
A4版 56ページ 図版写真入り
発行:1989年10月1日 発行者:千種町教育委員会
たたらの里ちくさ
小・中学生用の副読本。
古代から鉄を作り、中世以降千草鉄または宍粟鉄で名を知られ、数々の名刀を残し、また生産・生活用具の原料鉄を供給し続けた郷土のたたら製鉄史を、カラー写真50枚・図表を入れ、子どもにも親しみやすく解説されている。
A4版 80ページ カラー写真入り
著者:鳥羽弘毅氏
発行:1997年4月 発行者:千種町教育委員会